気もそぞろの意味・例文・類語！そぞろってどんな様子なの？

こんにちは！“言葉力”編集長のケンです。

先日、海外旅行へ行く前の前日のこと、空港に台風が接近しているというニュースを聞いて、ずっと心配していたんですね。

そしたら、同僚から「何だか今日は、気もそぞろですね。」と指摘されてしまいまいた。

その時、「気もそぞろ」という言葉が気になったんですね。

「そぞろ」ってどんな状態なんだろうかと・・・

そこで、今回は、「気もそぞろ」の意味、例文、そして類語などについて解説していきます。

「気もそぞろ」の意味

「気もそぞろ」とは、他のことに気を取られて落ち着かないという意味です。

「気もぞぞろ」になってしまうものには、お休みとか、とても楽しみなこともあれば、身内の不幸など、ショッキングな出来事もあったりしますよね。

「そぞろ」という表現自体、あまり聞きなれないので、方言ではないかと思う方もいらっしゃいますが、この言葉は標準語です。

漢字では「漫ろ」と書き、以下のような意味があります。

「そぞろは、古語として徒然草でも使われたりしている言葉です。

ただ、今回のように「気」と一緒に用いられる場合は、2の「そわそわして落ち着かない様子」の意味として使われます。

明日から、大型連休だから、そのことを考えるとなかなか仕事に集中できなくて困るなあ。

次郎

太郎

長い休みの前は、どうしても気もそぞろになりがちだよね。でも、最後の締めが本当に大切だから、がんばろう。

という感じで「気もそぞろ」は使われたりしますが、他にもこういった使い方があります。

「気もそぞろ」には、以下のような類語があります。

「いても立ってもいられない」とは、イライラしたりして、心が落ち着かない様子です。

「気もそぞろ」と似たような意味を持ちますが、「いても立ってもいられない」の方が、もっと落ち着かない雰囲気が伝わってくる言葉ですよね。

「気もそぞろ」には、他にも以下のような類語があります。

出来るだけ、こういう状態にはならないようにしたいものですが・・・

「気もそぞろ」は、他のことに気を取られて落ち着かないという意味ですが、特に心配性の人ってこういう状態になりやすいかと思います。

かくいう私も、そんな性格なので、「気もそぞろ」になることが多くて困っています^^;

ただ、それでも、目の前のことに集中しないと、思わぬ失敗をしてしまいがちですし、仕事も効率も上がりませんから、そんな時でも自分を律する訓練をしてがんばっていきましょう！