「羽を伸ばす」の意味・語源・例文・類語・対義語を徹底解説!

先日、会社の先輩が、「子育てもやっと終わったし、これからは夫婦で、ゆっくり羽を伸ばしていきたいなあ。」と話していたんですね。

その時、「羽を伸ばす」という表現に、ものすごく魅力を感じまして。

そこで、今回は、「羽を伸ばす」の意味、語源、例文、類語、そして対義語について解説をしていきます。

「羽を伸ばす」の意味

「羽を伸ばす」とは、束縛するものがなくなって、自由に伸び伸びと振る舞うことを意味します。

普段は、忙しさやプレッシャー、或いは不安などを抱えて、窮屈さを感じている人が、そういったものから、たとえ一時的であろうと解放され、伸び伸びとする様子を表現する時に使う慣用句です。

「羽を伸ばす」という表現には、自由、解放、気軽さ、という意味合いが含まれており、基本的には良い意味で使われます。

ただ、羽を伸ばしすぎると、気が緩んだり、羽目を外してしまったりする時もあるので、そういった点では、注意が必要なのかもしれませんね。

「羽を伸ばす」の語源

「羽を伸ばす」は、鳥が大きく羽を伸ばし、飛び立っていく様子が語源となった慣用句です。

鳥は、羽を閉じて地上にいる間は、とても小さくて、縮こまっているようにさえ見えます。

しかし、羽を伸ばすと、閉じていた羽は、大きく広がり、空に向かって自由に羽ばたいていくような印象を受けます。

そういった伸び伸びとしたイメージが由来となった訳ですね。

「羽を伸ばす」の例文・使い方

やったあ。何とか大仕事を終えたぞ。仕事も落ち着いたことだし、今週末は、ちょっと遊びに出かけようかなあ。

次郎

太郎

次郎君も、最近は、残業が多くて大変だったからね。せっかくだから、休みの時は、しっかり羽を伸ばしてきてよ。

という感じで「羽を伸ばす」は使われたりしますが、他にもこういった使い方があります。

  • 最近は、収入も安定してきたので、週末は、羽を伸ばして、ゆっくり休めるようになってきた。
  • 学生にとって、夏休みは思いっ切り羽を伸ばす期間だと思うが、遊び過ぎにも注意してもらいたい。
  • 芸能人の中には、年末年始にハワイで羽を伸ばす人が多い。
  • 普段、気を張って一生懸命仕事をしているのだから、こういう時ぐらい、しっかり羽を伸ばしてもらいたい。
  • 家の中で羽を伸ばそうと思ったが、子供達が騒ぐので、なかなかゆっくり出来なかった。

「羽を伸ばす」の類語

「羽を伸ばす」には、以下のような類語があります。

  • ゆっくりする
  • のんびりする
  • 憩う
  • リラックスする
  • リフレッシュする
  • 物雄山する(気晴らしに見物や遊びに行くこと)
  • 遊び回る
  • 遊び歩く
  • 羽目を外す
  • はしゃぐ

「羽を伸ばす」際、どれくらいのレベルで行うかによって、言い換えられる類語は異なります。

緊張感を解きほぐして、リラックスするという感じであれば、全然、問題ないと思います。

また、普段、仕事ばかりしている人は、遊びの時間を作ることによって、羽を伸ばすことも良いでしょう。

ただ、そこからさらにエスカレートして、はしゃぎすぎたり、羽目を外してしまったりすると、ネガティブなイメージが出て来ます。

「羽を伸ばす」の対義語

「羽を伸ばす」には、これといった対義語はありません。

ただ、「羽を伸ばす」には、束縛から解放されるような意味が含まれるので、その反対ということで考えると、

  • 気を引き締める
  • 緊張する
  • 張り詰める
  • 束縛を受ける
  • 制約を受ける

という表現が挙げられるかと思いますので、ご参考にして下さい。

まとめ

「羽を伸ばす」には、それまで受けて来た束縛から解放されて、自由に振る舞う様子を意味します。

普段、束縛される生活をしているような方は、特に、そういった状態に憧れる方も多いのではないでしょうか?

ただ、「羽を伸ばす」と、ついつい気が緩んで、変な方向に進んでしまう時もあるので、何事もほどほどが大切なのかもしれませんね。