来世邂逅とは?読み方・意味・バジリスクでの使われ方も解説!

来世邂逅とは、何を意味するのでしょうか?

アニメ、歌のタイトル、或いはパチスロのバジリスク絆のエンディングなどで見た方もいらっしゃるかと思います。

そこで、ここでは、来世邂逅の読み方や意味、そしてばについて解説をしていきます。

「来世邂逅」の読み方

「来世邂逅」の読み方は、「らいせいかいこう」です。

特に「邂逅(かいこう)」の読み方が難しいと感じる部分かと思いますが、正しい読み方を是非、チェックしておいて下さいね。

「来世邂逅」の意味

「来世邂逅」は、「死んだ後、生まれ変わった世界で、めぐり会うこと」を意味します。

「来世」は、死んだ後に、生まれ変わった人が行く世界や人生のことを言いますよね。

仏教には、輪廻転生(りんねてんせい)といって「人は死んだら生まれ変わる」という概念があります。

今、生きている世界は今世(こんせ)や現世(げんせ)と呼びますが、それに対して、生まれ変わった後に生きる人生やその世界が来世となります。

また「邂逅(かいこう)」の意味は「めぐり会い」です。

ただ単に会うのではなく、思いがけなく出会うことを指します。

いわゆる「運命の出会い」というものですね。

「バジリスク~甲賀忍法帖~」での「来世邂逅」

「バジリスク~甲賀忍法帖~」(ばじりすく こうがにんぽうちょう)は、せがわまさきによる日本の漫画で、テレビアニメ化もされた作品です。

アニメのタイトルが、1話から24話まで、すべてが四字熟語になっているのですが、その最終話である24話でのタイトルが「来世邂逅」です。

「バジリスク~甲賀忍法帖~」の概略

バジリスクは、甲賀と伊賀の忍者が生き残りをかけた争いを描いた作品です。

甲賀を担う主人公の甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀を担うヒロインの朧(おぼろ)はお互いに愛し合い、結婚まで約束されていた仲でした。

その頃、甲賀と伊賀は、対立し合っていた時代を終えて、不戦の約定を結び、平和な時代が続いていました。

しかし、徳川の命令で甲賀と伊賀は、精鋭10名の生き残りをかけてバトルロワイヤルをすることになってしまうのです

最終話「来世邂逅」の結末

熾烈な殺し合いの中、最後に残ったのが、甲賀は弦之介、そして伊賀は朧でした。

一騎打ちをしなければならなくなった二人でしたが、弦之介と戦いたくなかった朧は、弦之介が剣を抜く前に、剣で自らを指し、命を絶ってしまいます

敵の攻撃で一時的に目が見えなくなった弦之介は、奇跡的に再び、目が見えるようになったのですが、そこで最初に見たのは、倒れ込んだ朧の姿だったのです。

弦之介は、亡くなった朧を抱き抱え、川の中に入り、そこで、自ら命を絶ってしまうのでした。

現世では、お互いに愛し合いながらも、最後は、争い合う運命となってしまった二人でしたが、来世で再びめぐり会うことを夢見て、あの世に旅立っていったのです

だから、最終話のタイトルは「来世邂逅」なんですね。

「来世邂逅」はスロットマシーンでも

「バジリスク~甲賀忍法帖~」は、スロットマシーンにもなりましたが、そこでもエンディングに出て来るのは「来世邂逅」です。

「来世邂逅」には、現世では、思いを果たせずに死んでしまうことになっても、来世で再びめぐり会おうという想いが込められていることを味わいながら、スロットマシーンを楽しんで下さいね。