アニメのキャラクターを見ていると、クーデレという表現を聞いた人はいらっしゃるかと思います。
クーデレはいわゆるキャラの一種です。
クーデレには、3種類の意味があるのですが、他にも類語がいろいろあるので、ここでは整理してお伝えいたします。
目次
クーデレの意味は2種類
クーデレは、「クール」と「デレデレ」が合成された表現です。
実は、クーデレの意味には3つのパターンがあります。
どちらが正しいかは、はっきりとしていないところもありますが、どちらかの意味で表現されています。
ただ、いずれにせよ、クーデレのキャラを見た人が、「クール」と「デレデレ」のギャップに萌えるという点では共通しています。
普段は無口、好きな人の前ではデレデレ
一つ目は、普段は無口でクールだけれども、好きな人や親しくなった人の前ではデレデレする性格です。
こちらは、ツンデレと近い意味があると言えるでしょう。
クールなままデレデレする
二つ目は、本当はデレているけれども、表情が乏しかったり、感情がなかったりするため、クールな態度を維持しているキャラを指します。
この場合でのクーデレのキャラの人は、口数が少なく、ミステリアスという印象を受けやすいです。
また、クーデレの人は一見、冷たそうにも見えますが、内面の愛情は人一倍強いともキャラだとも言えます。
最初はクールだけれども時間が経てばデレデレ
三つめは、最初は、クールに振る舞っているけれども、時間の経過と共に打ち解けてデレデレしてくるというキャラです。
これは、同じ人に対して、キャラが変化していくというパターンですね。
クーデレの例文・使い方
クーデレの使い方について、例文も交えてご紹介していきます。
- クーデレ彼女の素直すぎる告白にタジタジとなった。
- 基本は冷たいだけど、時々、「大丈夫?」と声を掛けてくれるクーデレ男子にはキュンと来てしまう。
- 普段はクールだけえれどお、急に好意を示すクーデレな彼女に心が乱れた。
クーデレは、「普段はクールに見えるけれども、実はデレっとしている側面がある」という時によく使います。
その人の意外な一面を表現する際に使われ、そこに魅力を感じるという褒め言葉で使われることが多いです。
ただ、その一方で、当事者ではない第三者の人が、「あの人は、クールに見えて、好きな人の前ではデレデレしているらしい」と否定的な意味で、クーデレを使う時もあるので、ご注意下さい。
クーデレの類語
クーデレには、似たような表現がいくつかあります。
ただ、その意味合いは微妙に違って来るので、その違いをしっかり理解するようにして下さい。
ツンデレの意味
ツンデレとは、相手に対して、最初はツンツンしているけれども、心の距離が近づいてくるとデレデレしてくる性格です。
また、表面上はツンツンしているけれども、実は、内面でデレデレしている時にも使います。
ツンデレは、2006年の流行語大賞にノミネートされた言葉なのでご存知の方も多いかと思います。
ヤンデレの意味
ヤンデレとは、「病んでる」と「デレ」が合成した表現です。
誰かに対して、デレっと好意を持った人の感情が強すぎて、精神的に病んでしまうこと、あるいはそうなってしまう状態を指します。
ヤンデレは、時間が経つにつれて、好意を感じる「デレ」よりも、病んでる部分の「ヤン」の方が強くなる傾向が高いので、良くない方向へ進む可能性が高いです。
キリデレの意味
キリデレとは、普段は、凛々しく、キリッとなっているけれども、好きな人と二人っきりになったら、デレっとしてしまう状態を意味します。
素直クール
素直クールとは、自分の思ったことを素直に表現しているけれども、他の人が、物言いや態度を見ると、クールだと思われてしまうキャラを意味します。
素直クールの人は、心の姿勢は一貫しています。
ただ、相手が感じる認識にギャップがあるので、それが萌えの対象となる訳です。
まとめ
クーデレは、「クール」と「デレデレ」が合わさった表現です。
ただ、クーデレの意味には、
- 普段は無口だけれども、好きな人の前まどではデレデレする
- クールに見えるけれども、実は内面でデレデレしている
- 最初はクールだけれども時間が経てばデレデレ
という3つのパターンがあります。
ただ、いずれにせよ、そのギャップ故に萌えるという点や、どちらの意味でも内面の愛情が強いという点で、共通しています。