イマジナリーの意味・使い方・類語！目に見えないけど大切なもの

漫画とかアニメを見ていると「イマジナリーフレンド」という言葉を目にする時があります。

「イマジナリーフレンド」とは、想像によって生み出した友達という意味なのだそうですが、「イマジナリー」単体だと、どんな意味なのでしょうか？

ここでは、「イマジナリー」の意味、使い方、類語、そして反対語について解説をしていきます。

「イマジナリー」の意味

「イマジナリー」とは、「架空の」とか「想像上の」という意味です。

或いは、「虚数の」という数学での意味もあります。

いずれも、想像や架空の世界では存在しても、現実の世界では存在しないという概念ですね。

「イマジナリー」は、英語の“imaginary”から来ていますが、英語での意味も「イマジナリー」の意味と全く同じです。

「イマジナリー」を使った言葉としては、以下のような概念があります。

「イマジナリーフレンド」とは空想の友人という意味になりますが、本人が空想の中で生み出した友人であり、心理学や精神医学でも使われている現象名です。

一人っ子や人間関係が苦手な子供は、イマジナリーフレンドを持ちやすいと言われています。

通常は、成長過程の中で対人関係をしっかり結べるようになるとイマジナリーフレンドは消滅していくものですが、大人がイマジナリーフレンドを持つケースもあります。

また、イマジナリーフレンドは、漫画、アニメ、或いはゲームなどにもよく登場してきますね。

「イマジナリーライン」とは、映画やビデオで二人が会話するシーンを撮影する際、二人を結ぶ仮想の線を意味します。

この線がないと、動画を見ている人は、人物の相対的な位置関係が分からなくて、混乱してしまうため必要だと言われています。

「イマジナリーナンバー」は、虚数という意味です。

虚数も2乗したらマイナスになるという実在しない数字ですよね。

また、フロントミッションというゲームにも、架空の兵器という設定で、イマジナリーナンバーが出て来ます。

「イマジナリー」には以下のような類語があります。

いずれも想像は出来るけれども、実在はしないという意味の表現です。

その一方で「イマジナリー」の反対語には以下のような表現があります。

こちらは、いずれも実在するという概念です。

「イマジナリー」は、「架空の」とか「想像上の」という意味ですが、英語の「イメージ」の形容詞の表現だと言えば分かりやすいかもしれませんね。

イマジナリーフレンドがいるという話を聞くと、「えっ、ちょっと大丈夫？」と思う人がいるかもしれません。

ただ、イマジナリーフレンドは、子供の成長過程では十分、存在し得るものですし、精神的な安定のためにも必要な存在でもあったりするのです。

また、イマジナリーラインもイマジナリーナンバーも実在こそしませんが、なければならないものです。

イマジナリーだからといって、どうでも良いということはなく、むしろリアル以上に重要な意味を持つ時はかなりあるのかなと思います。