我が家の息子は、昼寝をよくするのですが、そんな日は必ず夜になって「目が冴えて眠れない。」と悩んでいます。
そんなこと当たり前だろうと思いつつも「目が冴える」という慣用句が気になったので・・・
今回は、「目が冴える」の意味、例文、そして類語について解説をしていきます。
「目が冴える」の意味
「目が冴える」とは、「神経が高ぶって眠れなくなること」、或いは「眠気がなくなること」を意味します。
夜、布団に入ってもなかなか眠れない時にも使いますし、眠気が襲っていた時に、何らかの方法(コーヒー、栄養ドリンク、薬、ツボ、目薬などなど)で、眠気を克服した時に、目が冴えるという表現を使います。
「目が冴える」の例文・使い方
次郎
太郎
という感じで「目が冴える」は使われたりしますが、他にもこういった使い方があります。
- 疲れているはずなのに、布団に入ったら、不思議と目が冴えてしまうのは何故なんだろうか。
- 明日は、いよいよ試験の当日ということで、緊張していたら、目が冴えてしまい、結局、一睡も出来なかった。
- コーヒーを飲んだら、カフェイン効果が目が冴えるところまでは良かったが、夜になっても全然、眠たくならないので、本当に困ってしまった。
- 赤ちゃんは特に新生児の頃は、昼と夜の区別がつかないので、夜中に目が冴える時が多い。
- 寝てはいけないと思えば思うほど、目が冴えるなんて、人の体は不思議なものだ。
「目が冴える」の類語
「目が冴える」の類語としては、「眠れない」とか「眠気が吹き飛ぶ」などがありますが、よく似た言葉で、「頭が冴える」という慣用句があります。
「頭が冴える」とは、頭がクリアになって働きが良くなることです。
目が冴えると集中力もアップして頭が冴えることも多いので、
- コーヒーを飲んだら目が冴える
- コーヒーを飲んだら頭が冴える
というように、ほぼ同じような意味で使うことも多いです。
ただ、夜、眠れないという意味で使う時は、「目が冴える」と言いますが、「頭が冴える」とは言いません。
「頭が冴える」ことは、元々、眠気とは関係のない言葉だからです。
まとめ
「目が冴える」とは、悪い意味だと、寝たいけれども眠れない時に使いますし、良い意味だと、眠気がなくなり、集中力もアップする時に使ったりします。
眠りというのは不思議なもので、コントロールしようと思えば思うほど、自らの願いとは逆の方向へ働いてしまう時ってありますよね。
私も必要な時だけ目が冴えてくれればいいのにと思う今日この頃です。