胸に迫るの意味・例文・類語を解説!万感胸に迫るとは?

先日、卒業式に参加した友人に感想を聞くと、「最後に皆が歌を歌った時は、万感胸に迫るものがあったよ。」と話していたんですね。

その時、「胸に迫る」という表現を聞いて、どれくらいの感動なのか気になりまして・・・

そこで、今回は「胸に迫る」の意味、例文、そして類語について解説をしていきます。

「胸に迫る」の意味

「胸に迫る」とは、ある思いが強く押し寄せることを意味します。

この時の思いは、喜び、悲しみ、切なさ、辛さなど、状況に応じて様々な気持ちが含まれます。

そういった気持ちが抑え切れないほど、込み上げてくる時に、この慣用句を使います。

そんな時は、強い気持ちが、胸にジーンと迫ってくるので、涙が出そうになったり、出てしまうことが多いですよね。

「万感胸に迫る」の意味

「胸に迫る」は、「万感」とセットになって、「万感胸に迫る」という表現で使われることが多いです。

「万感胸に迫る」とは、様々な思いが一時に胸に満ちてくることを意味します。

万感とは、一瞬で心に浮かぶ様々な感情や思いを意味しますが、そういった感情が一気に押し寄せてくる時に、この表現を使います。

ですから、ある特定の感情が湧いて来る時は「胸に迫る」、様々な感情が一気に湧いて来る時は「万感胸に迫る」という感じで使い分けると良いでしょう。

万感の思いの意味・例文・類語を解説!

「胸に迫る」の例文・使い方

昨日の大会で優勝した人が表彰台に上がった時に流した涙は、とても印象的だったね。

次郎

太郎

今まで、いろいろな試練に打ち勝って掴んだ優勝だったから、万感胸に迫るものがあったんじゃないかな。

という感じで「胸に迫る」は使われたりしますが、他にもこういった使い方があります。

  • オリンピックで惜しくも金メダルを逃した時の彼女のコメントは胸に迫るものがあった。
  • 娘の花嫁姿を見るだけで、今までの思い出が胸に迫り、涙を禁じることが出来なかった。
  • 被災地で必死になって生きている人達の話は、ただ聞くだけでも胸に迫るものがある。
  • 親の淋しそうな後ろ姿が胸に迫った
  • この物語は深く胸に迫り、子供も大人も涙なしでは読むことが出来ない作品である。
  • この映画の最後のシーンは、万感胸に迫るものがある

「胸に迫る」の類義語

「胸に迫る」は、使う時の状況によって意味合いが異なるので同義語も違って来ます。

人の苦労などを目の当たりして、切なさが胸に迫る時は、

  • 胸を締め付けられる
  • 胸が痛くなる

感動などで強い思いがこみ上げてくる時は、

  • 感極まる
  • 胸がいっぱいになる
  • 感激する
  • 胸が熱くなる
  • 心が震える

などの慣用句に言い換えることが出来ます。

まとめ

人は、印象的な事を見たり、聞いたり、体験した時に、抑えきれないような感情が湧いてくる時がありますよね。

そういった時には「胸が迫る」という慣用句を是非、使ってみて下さい。