目を使った慣用句・ことわざの一覧!


目は、体の中でも非常に大切な部分ですよね。

ですから、目を使った慣用句やことわざには様々な種類があります。

ここでは、それらをまとめてお伝えしていきます。

目を使った慣用句

目が据わる

酒に酔ったり、怒ったりして、瞳が一点を見つめたまま動かない状態になることを意味します。

目が据わるの意味・使い方・類語!「座る」は間違い

目を通す

一通りざっと見るという意味です。

目が届く

注意や監督が行き渡るという意味です。

目が届くの意味・例文・類語を解説!行き届くや行き渡ると言うことも

目がない

思慮分別をなくしてしまうほど夢中になってしまう、或いは、物事の良し悪しを分別する力がないという意味があります。

目が回る

非常に忙しい状況を様子を表す時に使います。

目を側める

憎しみや恐れのために正視することが出来ず、横目で見るという意味です。

目を細める

可愛らしいものを見て、微笑ましとと感じて目の開き方を小さくすることを意味します。

目が点になる

びっくりする、驚くという意味です。

目が高い

良いものを見分ける能力を持っていることを意味します。

目の色が変わる

態度や気持ちが大きく様変わりすることを意味します。

一目置く

相手の能力を認めて、敬意を払うことを意味します。

目から火が出る

頭を強くぶつけた時、目の前が真っ暗になって光が飛び交うような感じがするという意味です。

目が出る

物事が思うように進むことを意味します。

目鼻がつく

物事のおおよその見通しが立つという意味です。

猫の目

物事がその時の事情によって目まぐるしく変わることを意味します。

目に余る

程度がひどくて、見過ごすことが出来ないという意味です。

目にする

実際に見る、見かけるとう意味です。

目を光らせる

不正が行われていないか、あるいは欠陥が出ていないか、注意して見張ることを意味します。

目を掛ける

ひいきにしたり、注意して見入ったりするという意味です。

目をかけるの意味・例文・類語!手をかけるや心をかけるとの違いは?

目を配る

注意してあちこちを見るという意味です。

目を配るの意味とは?例文・類語も分かりやすく解説!

目頭が熱くなる

感動をして涙が浮かんでくるという意味です。

目頭が熱くなるの意味・例文・類語!胸が熱くなるより感動は大きい

目を丸くする

驚いて目を大きく見開くという意味です。

目を丸くするの意味・例文・類語・似た意味の慣用句との違い徹底解説

目が冴える

神経が高ぶって眠れなくなること、或いは眠気がなくなることを意味します。

目が冴えるの意味・例文・類語を解説(慣用句)

目を見張るものがある

一見に値するほど素晴らしいという意味です。

目を見張るものがあるの意味・例文!それって誉める時だけ?

大目に見る

人の失敗や過失を責めずに、寛大に扱うという意味です。

目をつぶる

失敗や過失を容認するという意味です。

目が肥える

良い物を見慣れて、良し悪しを見分けることが出来るようになるという意味です。

目が離せない

いつも見守っていなければならない、或いは、見ていたいという意味です。

目を皿のようにする

驚いたり、何かを探したりする時に、目を大きく見開くという意味です。

白い目で見る

相手を冷淡な目つき、或いは悪意を持った目で見るという意味です。

長い目で見る

現状だけで判断せず、気長に将来を見守るという意味です。
長い目で見るの意味・例文・類語・英語だと何て言う?

目を奪われる

見とれて、他のものが目に入らないという意味です。

目くじらを立てる

他人の些細な欠点を取り立てて責めたり、非難することを意味します。

目から鼻に抜ける

非常に利口で物事の判断が早いという意味です。

目から鼻に抜けるの意味・使い方!それって誉め言葉?

目から鱗が落ちる

何かのきっかけで急に物事が分かるようになるという意味です。

目の上のたんこぶ

うっとおしい存在、邪魔な存在、とにかく気にさわる存在を意味します。

目の上のたんこぶの意味・例文・類語を徹底解説

目と鼻の先

目と鼻の間のように非常に距離が近いことを意味します。

目は心の鏡

目は、その人の心の中を映し出す鏡のようなものであるという意味です。

目を盗む

人に見つからないようにこっそりするという意味です。

目もくれない

少しの関心も示さない。見向きもしないという意味です。

見る目がある

物事を正しく評価する能力があるという意味です。

目の敵

見るたびに、あるいは何かにつけて憎むという意味です。

目を三角にする

怖い目つきをするという意味です。

目を使ったことわざ

目の中に入れても痛くない

子供や孫などを非常に愛らしく感じる気持ちを意味します。

目は口ほどに物を言う

言葉に出さなくても、目の表情だけで相手に気持ちを伝えることが出来るという意味です。

目には目を歯には歯を

誰かを傷つけた場合、その罰は同程度の物でなければならないという意味です。

壁に耳あり障子に目あり

隠し事をしようとしても、どこで誰が見たり、聞いたりしているか分からないという意味です。

目糞鼻糞を笑う

自分の欠点には気が付かないで、相手の欠点をあざ笑うという意味です。

鬼の目にも涙

冷酷で無慈悲な人も、時には、慈悲の心が生まれ、涙を流すことがあるという意味です。

弱り目に祟り目

困っている時に更に困難が重なることを意味します。

まとめ

目は、ある意味、人にとって最も身近なものですよね。

それ故に、目を使った慣用句やことわざはたくさんあるので、是非、普段の生活で使ってみて下さい。